元気に道内各地をまわり、先週は道東地方へ。標津町では銘菓

「標津羊羹」を口にしながら、弟子屈町ではおいしいコーヒーを

いただき、鶴居村では薪ストーブのぬくもりに包まれながら、

各地の「つどい」に参加しました。どこでも安倍政権への怒りや

不満が出されて時間が足りなくなるほどです。
 根室市では、千島歯舞諸島居住者連盟のみなさんと懇談しました。

領土問題の根本的解決とともに「島に残してきた家財道具などの

財産保障を」「墓参や自由訪問を柔軟に、そもそも墓までの道を

整備してほしい」などの要求もうかがいました。
 この二年で業者二十件が廃業するなど、根室市経済にも打撃が

広がっています。ロシアによるサケ・マス流し網漁の禁止なども

あり、昨年の総水揚げ量は市制施行後で最低でした。魚がなければ

地元の水産加工や運輸業者は仕事がありません。業者に余裕がない

ため、元島民二世・三世が返還運動に参加する時間が取れなくなって

いる実情も聞きました。
 今月二十八日はサンフランシスコ条約が発効し、日本側が千島列島

を「放棄」した日。領土問題の未解決が、これだけ元島民や根室市民

などを苦しめています。元島民の平均年齢は八十三歳を超え、ロシア

との本腰の交渉を急がなければなりません。米国から旧ソ連軍への

武器貸与や、米ソ共同訓練の歴史も判明してきており史実の検証も

課題です。昨年、領土交渉について安倍首相に質問した「続き」を

しなければ!