「じわじわと子どもたちにストレスがたまっています」。コロナ感染での学校の実態を道教祖・道高教組から聞いたときの話です。
 

 「行事が中止になり、ひたすら勉強ばかり」で、予定より授業時数が進行している学校もあるとか。夏休みまで短縮してきたのは何だったのでしょうか。

 一クラス数分の授業しか見ない指導主事訪問は行われ、その準備に教員が追われてしまうことも。「子どものためよりおとなの都合」との声が上がっていて、教員のストレスは増している状況です。

 そんな中、北海道教育委員会は、道議会に「1年単位の変形労働時間制」の条例提案を行いました。夏休みなど長期休業中にまとめ取りできる仕組みですが、平日の長時間労働に拍車がかかります。そもそも文部科学省の通達で「各学校で検討の上」とあるのに、まったく教職員に中身は知らされていません。

 両教組へ寄せられたアンケートには「道教委からの仕事が多すぎる。コロナで忙しいのに、いいかげんにしてほしい」「勤務時間を超える理由は、行事や部活などによる繁忙だけだではない」と不満の声。教員が多忙では、子どもたちと向き合う時間が少なくなります。どうして今、変形労働制なのか。現場不在の一方的な押しつけは許されない。

 春の分散登校の時、ゆったりした教室で「わからないところを先生に教えてもらえた」と喜んでいた子どもたち。いま教育現場に必要なのは少人数学級!