「今やらないで、いつ実現するんですか」。道高教組(北海道高等学校教職員組合連合会)との懇談で飛び出した言葉に、ハッとしました。新型コロナウイルスの感染防止というなら、今こそ二十人以下学級にすべきなのです。

 全道で再開された学校は徐々に、これまでと変わらない授業風景を取り戻しつつあります。しかし、これまでどおり一学級に四十人では社会的距離を取れません。文部科学省の通知でさえ事実上、現状では二十人以下学級を認めざるを得ないのです。

全国に先駆けたいっせい休校の理由は「子どもの命を守る」ためとした鈴木知事の決意が本物なら、北海道が率先して二十人以下学級へと進むべきです。しかし道教委は変える気などなく、来年度からの三年間で留辺蘂高校の募集停止をはじめ二十二学級を減らしていく計画です。逆ではないのでしょうか。

少人数学級の実現や教職員の増員は、長年、道民が求めてきたことでした。三ヵ月ほど学校生活を送れなかった今、一人ひとりの児童・生徒と顔を向き合わせた教育は、ますます求められています。先週、私が懇談した北教組(北海道教職員組合)も三十人以下学級を道教委へと迫りました。今度こそ少人数学級の実現へ、本気で力を合わせるときです。

わが子が通う中学校でも、学校祭などの行事は中止となるようです。授業ばかりでは味気ないであろう学校生活も、児童・生徒の創意や意欲を生かす道はあるはず。今こそ民主教育の出番です。