「どのテレビも、菅首相を持ち上げているみたいで気味が悪い」。「つどい」で出された言葉に、参加された方は一様にうなずきました。苦労人の代表みたいに描かれる菅首相ですが、コロナ禍で仕事を失った方や、バイトができず退学を検討している大学生などに向けた言葉は何一つ聞こえません。

 先週、小選挙区予定候補らと政府交渉をおこないました。まだ給付金が支給されない中小企業、赤字補てんがなく苦しんでいる病院・診療所、ひとり親世帯やDVに苦しむ女性の実態を次々とぶつけ、政府に迫りました。ある担当者は「予備費が七兆円以上あります」と応じましたが、それならデジタル庁より給付金こそ急ぐべき。国会を開いて議論をと、野党は三ヵ月も要求し続けているではないですか。

 経済産業省は、「核のゴミ」最終処分場への文献調査に応じる自治体に交付金を出しますとキッパリ。交付金目当てに応募へ手を上げる自治体があった場合はとの問いに、個別に審査するとしながら「国は甘いことはしません」とも。交付金を捨てるようなことをせず、いったん応じた調査なら最後まで――国の押しつけ宣言と受け止めました。

 日本共産党中央委員会へ「しんぶん赤旗」を申し込まれた、ある道民のメールには次のように書かれています。「この日本を変えていかなければなりません。そのためには野党の力の結集が必要です。間違いを正して下さるあなた方が必要なのです」。この熱い思いに応えたい。